ニセ電話詐欺被害を水際で防ぎ、鳥栖署長から感謝状を受けた浅井簡易郵便局の3人。(右から)平田さん、都渡さん、綾戸さん=鳥栖署

■「お客様の変化気付いた」

 鳥栖署(田中千昭署長)は21日、ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして鳥栖市の浅井簡易郵便局職員の綾戸紀子さん(48)、都渡(とわたり)ひとみさん(48)、平田圭子さん(45)=いずれも鳥栖市=に署長感謝状を贈った。3人は「水際で防ぐという地域の金融機関の務めを果たせた」と胸を張った。

 今月12日、鳥栖市の70代女性が浅井簡易郵便局を訪れた。「よく利用されるお客様なので、落ち着きや元気がないことに気付いた」と綾戸さん。用件を聞くと「金融庁から電話があり、三つある通帳を一つにまとめるように指示された」と女性が話したため、詐欺であることを看破した。都渡さんと共に詳しく話を聞いて郵便局内に女性をとどまらせ、その間に平田さんが鳥栖署に連絡。駆けつけた署員に引き継いだ。

 息の合った連携で被害を防いだ3人。「普段からお客様とコミュニケーションを取っていることで変化に気付くことができた。親しみやすい窓口づくりを続けたい」と話す。

 鳥栖署管内では8月末までに特殊詐欺被害が9件、3679万円発生しており、同署が注意を呼び掛けている。

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