3年男子3キロ 9分46秒で制した中島一成(青嶺)=鹿島市陸上競技場

3年女子2キロ 6分55秒で優勝した山口遥(青嶺)=鹿島市陸上競技場

 緒方勝徳杯第14回中学生クロスカントリー選手権大会(佐賀陸上競技協会・佐賀新聞社主催)が22日、鹿島市陸上競技場クロスカントリーコースであり、男子3キロ、女子2キロの学年別6部門で競った。3年男子は中島一成(青嶺)が9分46秒、同女子は山口遥(青嶺)が6分55秒で優勝を飾った。

 2年男子は喜多健人(青嶺)が10分12秒、同女子は松浦亜依(鹿島西部)が6分55秒で優勝。1年男子は藤本彰(田代)が10分47秒、同女子は古澤日菜向(鳥栖)が7分6秒で頂点に立った。

 開会式では、佐賀陸上競技協会の末次康裕会長と佐賀新聞社の井手研一販売局長が「全力を尽くし、次につながるレースにしてほしい」とエールを送った。

■後半一気に加速、初V

 3年男子3キロは、中島一成(青嶺)が9分46秒で初優勝を飾った。ライバル視する野下稜平(鳥栖)が故障で欠場する中、中盤からペースを上げる持ち前の粘り強い走りを見せた。

 「1日何十キロも走った」という夏場の練習に、「ライバルがいるとくじけそうな時も踏ん張れる」と負けん気で食らいついたという中島。レース序盤は先頭集団の中で体力を温存し、周囲のペースが落ちてきた2キロ付近で一気にギアを上げて抜け出した。

 2位に10秒差をつけながらも「タイムはそこそこだった」とさらに上を見据える。11月に開かれる県中学校駅伝大会に向けて「目標は1区区間賞とチームの優勝。全国に行きたい」と、きっぱり言い切った。

■姉妹ワンツー3連覇

 3年女子2キロは山口遥(青嶺)が6分55秒で優勝、1、2年時に続いて“3連覇”を達成した。双子の妹、桜(同)も姉に続いて3年連続で2位に入り、姉妹の気迫の走りが光った。

 地元の陸上クラブで小学4年から走り始めた遥と桜。競い合うように力を付け、8月は2泊3日で70キロを走る夏合宿も乗り越えた。「妹は負けたくない相手。体力には自信があり、最初から譲らずに走ると決めていた」と遥。レースでは号砲とともに飛び出し、リードを守る得意の形に持っていった。

 昨年の県中学校駅伝大会では青嶺は3位に終わった。今年1区を担う遥は「自分が率先して声を掛け、チームを引っ張っていきたい」。九州、全国の舞台につながる力走を、桜らチームメートと誓う。

 【男子3キロ】1年 (1)藤本彰(田代)10分47秒(2)小野泰誠(有明)10分49秒(3)柳侃兵(田代)10分53秒(4)中山陽(玄海)10分58秒(5)中里琉斐(同)10分59秒(6)松田芳渡(田代)11分4秒

 ▽2年 (1)喜多健人(青嶺)10分12秒(2)久和原聡(白石)10分24秒(3)坂本翔(玄海)10分25秒(4)沖田康祐(有田)10分26秒(5)山田唯斗(小城)10分27秒(6)中村文也(青嶺)10分27秒

 ▽3年 (1)中島一成(青嶺)9分46秒(2)松林勇汰(嬉野)9分56秒(3)岡隼跳(塩田)9分57秒(4)白川哲士(鹿島西部)9分57秒(5)大島颯太(塩田)9分58秒(6)西野湧人(同)9分58秒

 【女子2キロ】1年 (1)古澤日菜向(鳥栖)7分6秒(2)野口ののか(伊万里)7分11秒(3)山田侑茄(有明)7分32秒(4)井手理沙子(鳥栖)7分41秒(5)太田莉子(白石)7分52秒(6)鹿江陽菜(芦刈)7分58秒

 ▽2年 (1)松浦亜依(鹿島西部)6分55秒(2)筒井心桜(塩田)7分10秒(3)西野天葉(鹿島西部)7分17秒(4)寺山春菜(嬉野)7分18秒(5)伊地萌々夏(本城陸上)7分25秒(6)藤井若菜(白石)7分26秒

 ▽3年 (1)山口遥(青嶺)6分55秒(2)山口桜(同)7分5秒(3)山下藍(嬉野)7分5秒(4)白濱夏穂(鹿島西部)7分11秒(5)小山桃果(牛津)7分14秒(6)吉田涼夏(白石)7分18秒

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