約20人が参加して開講した「儲かる農の上峰塾」。3月までの全12回で、農作物の付加価値の高め方などを学ぶ=上峰町民センター

 農家や新規就農希望者を支援する三養基郡上峰町の「儲(もう)かる農の上峰塾」が21日、始まった。来年3月までの期間中、全12回の無料講座を開講。町内外から参加者を募り、農作物のブランド化やビッグデータの活用方法、付加価値の高め方など各分野の講師陣から講義を受ける。

 国の地方創生加速化交付金を活用した取り組みの一つで、九州経済白書を刊行しているシンクタンク「九州経済調査協会」(福岡市)が事業を受託している。

 上峰町民センターであった1回目の講座には約20人が参加。地域デザイナーとして活躍する高山美佳さん=福岡県朝倉市=らが、消費者に農作物を売り込むため、その作物の魅力を物語にして伝える手法などを話した。今後、ビッグデータを生かしたふるさと納税返礼品の商品化ワークショップなどを行う。

 九州経済調査協会の高木直人理事長は「地域の特性や資源と私たちのノウハウを組み合わせ、地方創生の新しい流れを作り出したい」と抱負。武広勇平町長は「故郷を離れた人が上峰に戻ってくるための受け皿になれば」と期待を寄せる。

 「儲かる農の上峰塾」への問い合わせは、九州経済調査協会内の事務局、電話092(721)4905へ。

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