「HOPE(希望)」とともされた灯籠の前を、がん患者の支援などを訴えながら歩く参加者たち=佐賀市のどん3の森

 がんの患者やその家族へエールを送ろうとリレー形式で24時間夜通しで歩くチャリティイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016佐賀」が24日正午、佐賀市のどんどんどんの森でスタートした。患者やがんを克服した人、支援者ら40を超える団体から2千人を超える参加が見込まれ、がんに負けない社会へ向け歩を進める。

 イベントは「患者は24時間がんと闘っている」というメッセージを発信し、増え続けるがんの啓発や亡くなった人への追悼を目的に全国各地で開催。佐賀では昨年初めて開かれた。

 開会式では木原慶吾委員長が「昨年の参加者で亡くなられた方もいる。この取り組みを続けていかないといけない」とあいさつ。昨年胃がんを患った山口祥義知事も駆け付け、中学3年生を対象にピロリ菌の感染検査を実施する全国初の県の取り組みに触れ、「佐賀の土地から全国にがん予防を発信していこう」と激励した。

 この日の夕方、会場は闘病中の患者へのエールをしたためた灯籠の光に包まれた。黙とうをささげ亡くなった人たちをしのび、がんをなくしていくための思いを一つにした。

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