がん征圧県民のつどいの講演で、検診の重要性を指摘した北折一さん=佐賀市のアバンセ

 予防、早期治療でがんの克服が可能である認識を広めようと「2016がん征圧県民のつどい」が24日、佐賀市のアバンセで開かれた。約130人が参加し、元NHK「ためしてガッテン」担当ディレクターの北折一さん(52)が講演で、「やりようで生活改善はかなり簡単。健康的な自分に出会おう」と呼び掛けた。

 北折さんは「がん細胞が生まれることは運かもしれないが、発見する確率は運ではない。分裂を繰り返し細胞は増えていくからなおさらのこと」と検診の重要性を指摘した。生活習慣の改善を図るためには「『苦しいこと』に挑むのではなく、『楽しい』『うれしい』の気持ちをベースに毎日少しずつ取り組むことが大切」と結んだ。

 つどいはがん征圧月間に合わせ、県総合保健協会が主催した。池田秀夫会長は「佐賀県は肝臓がんや乳がんの死亡率が全国ワーストで重要な課題。喫煙などの生活習慣は危険因子となる。予防と早期発見に関心を持ってもらいたい」と話した。会場では血管年齢測定やがん予防のための食事などを紹介するブースが出展された。

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