祭りの愛称「どんきゃんきゃん」の由来とされる鉦風流を披露する西長野地区の住民たち=基山町宮浦の老人憩の家

 荒穂神社(基山町)の大祭「御神幸(みゆき)祭」が22日、同神社と町老人憩の家周辺であった。色鮮やかな衣装に身を包んだ稚児舞に鉦(かね)と太鼓の音が響き、詰めかけた観客は秋の訪れを感じていた。

 五穀豊穣(ほうじょう)を願い、500年以上前から続く伝統行事。1957年にいったん途絶えたが、68年に復活した。

 早朝、神殿から御神体がみこしに移され、約2キロ離れた御仮殿がある老人憩の家へ下った。午後からは町内各地区の住民らが、獅子舞や災払(さいばらい)などの伝統芸能を奉納した。

 祭りの別名「どんきゃんきゃん」の由来とされる鉦風流では、子どもから大人まで約20人が向かい合って2列に整列。男衆が鉦を頭上に掲げ、勇壮に打ち鳴らすと、観客からは感嘆の声が上がった。家族連れも多く訪れ、獅子舞に駆け寄って子どもの頭上で顎をかみ鳴らしてもらい、無病息災を願っていた。

 ※佐賀新聞紙面ビューア(http://www1.saga-s.co.jp/viewer/plan.html)に動画。

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