コミカルな動きで境内を沸かせた納所くんちのガメ踊り=唐津市肥前町納所地区の住吉神社

 唐津市肥前町納所(のうさ)の住吉神社で25日、秋季大祭「納所くんち」があった。境内で五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する伝統の「ガメ踊り」が奉納され、滑稽な姿と動きで見物客の笑いを誘った。

 男性や女性の顔が描かれたゴザを巻いた地元の男衆4人が登場した。ゴザの中からの視界は限られ、ゆっくりと体を引かれながら境内に入った。東西両地区の若者が奏でる笛や太鼓、鐘の囃子(はやし)に合わせ、ぶつかり合ったり離れたりして、男女の駆け引きを表現する独特な踊りを披露した。今年から新たに獅子舞が加わり、踊りを盛り上げた。

 男役は太鼓の大きい音に合わせて大股で、女役は小さい音を頼りに小走りで動いているという。3度目の女役を務めた井上雄正さん(36)は「(女役は足を縛られていて)動きにくいけれど、リズムに合わせて踊ろうと心掛けた。うまくできた」と話していた。

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