家の照明のほぼ全てか半分以上を、省エネ性能に優れた発光ダイオード(LED)照明などに替えた人は28%-。内閣府が24日公表した地球温暖化対策に関する世論調査で、省エネ照明への買い替えが十分に進んでいない状況が分かった。

 LED照明をあまり使わない人は54%。その理由で最も多いのが「これまでのもの(器具)が使えるから」。さらに「白熱電球などを使い切ってから替える」「値段が高いから」が続いた。

 冷蔵庫やエアコンなど家電の買い替え時に性能やデザインと同等以上に省エネ性を重視する人は75%。ただ省エネのため買い替え時期を前倒しまでする人は15%にとどまった。ドライバーの多くが、急ブレーキや急発進をやめる「エコドライブ」を意識していた。

 環境省は、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出が少ない商品やサービスの使用を呼びかける「クールチョイス」運動に力を入れているが、知っている人は28%と少なかった。

 87%が温暖化問題に関心があると答えたものの、2007年の前回調査に比べると5ポイントの下落。昨年採択された温暖化対策の新枠組み「パリ協定」は60%の人が知っていた。調査は7~8月、全国の3千人を対象に実施、約1800人が答えた。【共同】

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