息子になりすまして電話し、お金をだまし取る詐欺の手口を披露した寸劇=佐賀市の相応上公民館

 佐賀市西与賀町の相応上公民館で開かれた敬老会で、民生委員と地元駐在所の警察官が被害が後を絶たないニセ電話詐欺を寸劇で披露した。参加した高齢者ら約25人が被害に遭わないよう、主な手口を学んだ。

 「オレオレ詐欺」を題材に西与賀駐在所の佐々木誠次警部補(49)と妻のひろみさんが犯人役、民生委員の飯盛淳子さん(67)が被害者役を演じた。

 犯人2人は息子と弁護士になりすまして電話をかけ、「会社の上司と不倫してしまい慰謝料が必要」と金銭を要求。被害者役の飯盛さんは息子を助けようとスーパーの現金自動預払機(ATM)からお金を振り込んでだまし取られた。

 佐々木警部補は「母親が息子に注ぐ愛情が狙われている。息子さんはあんまり連絡してこないからね。なおさらですよ」と笑いも誘いつつ、注意を促した。

 代表して吉田一洋さん(72)がお礼を述べ、「向こう三軒両隣で気遣いながら協力していこう」と日頃からの防犯の心構えを呼び掛けていた。

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