県内外から162人が参加し自慢の節回しを披露した「岸川節全国大会」=多久市の中央公民館

 多久市岸川地区で昔から伝わる農作業唄「岸川節」の全国大会が25日、多久市中央公民館で開かれた。2歳から96歳まで162人が着物や袴姿でステージに立ち、巧みな節回しを披露して、観客をうならせた。

 岸川節の若い歌い手の発掘を目的に、22年前から開催。尺八の演奏による「竹唄」、三味線による「糸唄」の2部門で優勝者を決め、来年8月東京である日本民謡協会民謡民舞少年少女全国大会に送り込む。

 幼年の部で出場した江崎彩実ちゃん(2)=江北町=は三味線の演奏に合わせ「♪ハァー岸川万五郎さんな、腰にゃとんこつ下げてヨー」と歌い出すと観客席から大きな拍手が送られた。

 今回は、4月の熊本地震の影響で、県外からの参加者は減り、実行委員会事務局長の眞子隆さんは「毎回参加者は200人を超えていたが、内容の濃い大会にして、精鋭の歌い手を全国大会に送り込みたい」と話していた。

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