熊本地震の外国人被災者支援について講演した熊本市国際交流振興事業団の八木浩光事務局長=佐賀市のアバンセ

 佐賀市国際交流協会のボランティア講演会が同市のアバンセであった。ボランティア関係者や在留外国人ら約30人が、熊本地震の外国人被災者支援について当時の状況や今後の課題を学び、活動に取り組む心構えを再確認した。

 講演会は、ボランティアの役割や意義など原点を見つめ直すとともに、関係者同士のネットワークづくりにつなげようと毎年開催。今回のテーマは「熊本地震での外国人被災者支援活動から見えたボランティアの役割とつながりの大切さ」で、熊本市国際交流振興事業団の八木浩光事務局長が講師を務めた。

 八木事務局長は、地震後の外国人の様子を「どこに行けばいいのか、今後どうなるのか、とても心配していた」と説明。避難所で提供される情報がすべて日本語で、使われている言葉も難しかったことから「十分に情報が届いてなかった」と指摘した。

 その上で、災害支援情報の多言語化や、外国人のSNSコミュニティーを活用した情報提供、避難所巡回など同事業団の活動を紹介。今後の目標として「多文化共生の拠点づくりを進め、日ごろから地域住民との関係を深める」とした。

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