大隈知彦報道部長(右奥)から、新聞を読む利点などを聞く署員たち=鳥栖市の鳥栖警察署

 仕事に新聞を生かす「ニュースペーパー・イン・ビジネス(NIB)」の出前講座が27日、鳥栖市の鳥栖警察署(田中千昭署長)であった。佐賀新聞社の大隈知彦報道部長が講師を務め、署員ら約30人が聴講。活字を読むことはコミュニケーション能力の向上につながり、新聞の一覧性や要点を絞った文章構成が“教材”として適していると紹介した。

 大隈報道部長は「自分の考えを伝え、相手の話を理解する読解力を養うには日々、活字を読むことが有効」と、社会人に欠かせないコミュニケーション能力の鍛え方を紹介。その上で、「新聞はニュースのほか、コラムや評論など多様な内容が載っている。見出しに目を通すだけでも、情報が頭に残る」と話した。

 また、若者の利用頻度が高いインターネットニュースが速報性に優れる一方、関心のある情報だけを得がちな点を指摘。「新聞は一覧性があり、興味のない、新しい世界も目に入ってくる良さがある」と新聞の利点を説明した。

 受講した末永幸平さん(29)は「新聞には世の中の流れが幅広く書かれているので、読むことを習慣づけていきたい」と話した。(大橋諒)

 佐賀新聞社は企業・団体の新入社員や職員などを対象に、NIB講座を実施しています。記者経験者らが会場に出向き、新聞の読み方、活用法などについて講義します。問い合わせは編集局報道部、電話0952(28)2122。

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