佐賀地方気象台は29日、佐賀市や神埼市で28日に発生した突風について、「竜巻と推定した」と発表した。被害が発生した午前10時ごろに活発な積乱雲が通過中で、渦の目撃証言が複数あったことなどから分析し、推定風速は45メートルとした。

 機動調査班による現地調査結果を速報した。被害や痕跡が帯状に分布し、樹木が異なる方向に倒れてさまざまな風向きを示していたことも根拠とした。

 突風の強さは、屋根瓦が飛散したことや乗用車の横ずれを踏まえて、毎秒45メートルと推定した。竜巻の強さを示す6段階のスケールのうち下から2番目の「JEF1」に該当するという。

 気象台によると、突風は瞬時に強く吹く風の総称で、竜巻はこれに含まれる。竜巻は、低い積乱雲から地上に向かって伸びる漏斗(ろうと)雲が確認されるほか、被害を受けた樹木が異なる方向に倒れるなどの特徴があるという。

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