国連欧州本部を訪問した佐賀西高2年の伊勢優香さん=佐賀市の県教育会館

◆「平和への主張明確に」

 8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れて核兵器廃絶を訴えた高校生平和大使の佐賀西高2年、伊勢優香さん(17)=佐賀市=が29日、佐賀市の県教育会館で帰国報告をした。伊勢さんは「さらに平和大使の活動が続いていくように、多くの人に平和について伝えていきたい」と語った。

 伊勢さんは、佐賀県枠の5代目平和大使として15都道府県の高校生22人と国連欧州本部を訪問した。核廃絶を求める「高校生1万人署名」活動で集めた県内3134人分を含む12万5314人分を届けた。

 軍縮会議事務局では一人ずつ英語でスピーチし、伊勢さんは「佐賀県には1296人の被爆者がいる。戦後71年たっても、世界平和や核兵器廃絶を求め続けている」と話したという。

 年内は署名活動を2回計画している。伊勢さんは「核兵器廃絶の主旨を理解して署名してくれた、思いのこもった筆を届けたい」と話し、今後は「歴史や現在の世界情勢を知って、自分の主張を明確にしていきたい」と述べた。

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