成美高女の記念碑と、移設を計画した「成美会」メンバー=佐賀市の佐賀西高校

 佐賀市城内に約70年間建っていた「成美高等女学校」の記念碑がこのほど、佐賀市の佐賀西高校内に移設された。佐賀中学、佐賀高等女学校と統合し、「佐賀高等学校」となって佐賀西高の前身をつくった同校の歴史を伝えていく。

 記念碑は、成美高女が佐賀高へ統合された1949年、学校敷地跡(現・佐賀県庁南別館周辺)に建立された。67年間にわたり同校のシンボルとして建ち続けたが、石碑を支える脚に亀裂が入ったことや卒業生の高齢化により、石碑の管理が困難になったため移設計画が出た。

 設置場所は佐賀西高正門ロータリーの正面。移設に当たり、破損部分や金箔(きんぱく)の補修、クリーニングなどを行った。卒業生で組織する「成美会」の原口政子副会長は、「成美の歴史を刻んだ碑を後世に託すことができ、心強く思う」と喜ぶ。

 成美高女は1901年に佐賀市で開校した。49年に3校統合されるまでの間、明治から昭和にかけて1万人以上の卒業生を輩出した。

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