競り合いながらも笑顔でゴールする清和の江口涼香(右)=京都市の西京極陸上競技場

■女子レース経過

 清和は出だしで貯金をつくり、粘り強くたすきをつないで30番台を守った。1区の大久保麻紀は快調な走りで26位につけた。2区で35位に後退したが、3区森は36位にふみとどまり、4区内川も順位をキープ。最終5区の江口は遊学館(石川)、智弁学園(奈良)とのトラック勝負にもつれ込んだが、わずかに及ばず38位でゴールした。

■清和、記録も更新

 清和にとって、55位に終わった昨年の悔しさを振り払うレースだった。目標の25位には届かなかったが、4度目の全国大会で最高の38位。「レースは笑顔を忘れずに」という樋渡朋子監督の言葉通り、アンカーの主将、江口涼香はにこやかにゴールし、タイムも8年前の県大会以来、同校のベストを更新した。

 1区の2年生エース大久保麻紀が26位と、昨年の58位から躍進。後続も手堅くつなぎ、江口は終盤の競り合いで敗れたものの踏ん張りを見せた。

 昨年は、左足の疲労骨折の痛みで出場を断念した江口。この1年、振るわなかった前回の新聞記事を部屋に貼って悔しさを忘れないようにし、4月には県総体をあきらめて手術もした。今年の都大路にかける意気込みは強かった。

 それだけにレース直後には涙も見せたが、「自分の思った通りに走れた」と悔いはなかった。大久保も晴れやかな笑顔で「今回は落ち着いてレースができた。先輩が築いたチームをさらに成長させたい」と誓っていた。

 【清和の区間成績】

区間(距離)     選  手  区間成績  累  計

1区(6キロ)     大久保麻紀 (26)20分26秒

2区(4.0975キロ)辻  恵理 (43)14分23秒 (35)   34分49秒

3区(3キロ)     森  綾華 (33)10分28秒 (36)   45分17秒

4区(3キロ)     内川 睦美 (38)10分16秒 (36)   55分33秒

5区(5キロ)     江口 涼香 (40)17分26秒 (38)1時間12分59秒

このエントリーをはてなブックマークに追加