鳥栖-仙台 後半35分、ヘディングで、2点目を決める鳥栖MF高橋(右)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 失点が止まらない。鳥栖は広島戦に続き、ホームで3失点して仙台に惜敗。4試合で9失点と守備の安定を欠き、勝ち点を伸ばせなかった。「厳しい中でも2点を取ってくれている。それでも3失点すれば、勝ち試合にするのは相当難しい」。GK林は肩を落とした。

 前節の大宮戦の引き分けで5年連続の残留を決めた鳥栖。フィッカデンティ監督は「消化試合という扱いは一切ない」と強調していたが、「ちょっとした(気持ちの)緩さが正直あった」とFW豊田。その嫌な予感は的中した。

 立ち上がりから不用意なミスが目立ち、「ここ最近の同じようなやられ方」(林)でカウンターからFWハモンロペスに先制点を献上。同選手に3度も得点を許した。対策は入念に練ってきたはずだったが、「もう少し注意が足りなかった」とフィッカデンティ監督。「彼に最高の夜をプレゼントした」と脱帽した。

 守備が崩れる中で、攻撃陣は気を吐いた。出場停止明けのエースFW豊田が技ありのヘディングシュートを決めると、MF高橋の今季初ゴールで1点差まで追い上げた。

 ただ豊田は「失点しているから点を取らざるをえない。失点をしないことが大事」と守りの重要性を言う。

 リーグ戦は残り3試合。豊田が「もっとピリッとしないといけない」と話せば、林も「後ろがまとまるしかない」と言い切る。最終盤をいい形で終えるために、約3週間の中断期間に守備をしっかりと立て直したい。

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