1日にオープンし、家族連れらでにぎわうバルーンミュージアム=佐賀市松原

色とりどりの花苗を使ってバルーンの絵を作る作業に取り組む参加者=佐賀市役所南の駐車場

 気球をテーマにした国内初の常設展示場「バルーンミュージアム」が1日、佐賀市松原にオープンした。バルーンを疑似体験できるフライトシミュレーターや熱気球の歴史を伝える展示など、「バルーンの街」を印象づける展示となっており、多くの家族連れでにぎわった。

 オープンの午前10時には、約30人が行列を作った。小城市の牛津中3年、土井愛翔(まなと)さんと成富大志さんは午前6時から並んで一番乗りだった。2人が記念のくす玉を割ると、続々と家族連れが館内に入った。

 展示で特に人気を集めたのが「恐らく世界初」(市担当者)というバルーンのフライトシミュレーターだった。子どもだけでなく大人たちも「もっと高度を上げて」「難しい」などと歓声を上げながらバーナーを操作、風に乗る気球の醍醐味を疑似体験した。

 10月末から佐賀市で開催する熱気球世界選手権に、県勢として唯一参加する上田諭さんも来場した。上田さんもシミュレーターを体験し、「よくできている。操作が忙しいところなど実際の気球と似ている」と楽しんだ。

 将来はバルーニストになりたいという土井さんもシミュレーターを体験し「とてもおもしろかった。実際にはどの高度でどんな風向きか分からないのでもっと難しいと思う」と感想を話した。

 館内は展示のほか、カフェやお土産コーナーも併設している。開館時間は午前10時~午後5時。入館料は大人500円、小中高生200円。月曜休館だが、年内は月曜日も開館する。

■花苗でバルーンの絵 市役所に設置

 佐賀市職員らで作る緑化ボランティア団体「みどりめで隊」が9月27日、花苗でバルーンを描く「おもてなし緑化」をした。市職員25人が参加し、色とりどりの花苗を飾り付け用のプラスチック製枠に植え込んでいった。

 28日に佐賀市で開幕する熱気球世界選手権への機運を高めようと実施した。ベゴニアやペチュニアなど7種15色の花で、バルーンを描くように植え込んでいった。

 完成した植え込みは、約180センチ四方の木の板に固定し、立てて市役所西玄関に設置する。花は大会が始まる10月下旬ごろに見ごろを迎える。

 市職員で団体の一員でもある中村雄二さん(29)は「来庁者をはじめ色んな人に見てもらうことで世界選手権を意識してもらえたら」と話した。

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