吉岡八段(右奥)からルールを教わり、対局する児童たち=佐賀市の南川副小学校

■1年生、碁盤とにらめっこ

 佐賀市の南川副小(古川正幸校長)で9月23日、1年生40人を対象に囲碁教室が開かれた。神埼市出身のプロ棋士吉岡薫八段(56)が授業を行い、児童は対局前後に元気よくあいさつし、礼儀を重んじながら碁を打った。

 同校は、児童に考える力や集中力を養ってもらおうと、9月から授業の中で囲碁に取り組んでいる。同じく囲碁に親しんでいる、隣接する小鹿幼稚園(同市川副町)で吉岡八段から指導を受けてきた児童も多いという。

 吉岡八段は「心を静めて打つことが大切。勝っても負けても相手に気持ちを込めてあいさつをして」と心構えを説くと、児童は2人1組になり、9×9の碁盤を使って奪った碁石の数を競う「石取り碁」で一斉に対局を始めた。

 児童は石を打ってはいけない着手禁止点のルールが難しそうだったが、分からないことはすぐに吉岡八段に聞いて真剣に碁盤に向かった。中には吉岡八段との対局に挑戦する“つわもの”も。12個の碁石を取って1個差で勝てたという吉田丈一郎君(6)は「うれしかった。2回目だけど、前より上手になったと思うし、また打ちたい」と話していた。

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