身ぶり手ぶりを交えて佐賀での生活で感じたことをスピーチする学生=佐賀市のエスプラッツホール

■佐賀の生活違い発表

 ヒューマンアカデミー日本語学校佐賀校(藤野重雄校長)が9月29日、佐賀市のエスプラッツホールで昨年4月に開校以来、初の学内スピーチ大会を開いた。入学当初はほとんど日本語が話せなかった外国人留学生が、佐賀での生活で感じたことや母国と日本の違いについて上達した日本語で発表した。

 学生の学校生活の充実を図り、日頃の学習成果を披露する場として開いた。五つのクラスから代表で選ばれた10人の生徒が4分以内でスピーチし、藤野校長を含む4人の教師と2人の学生がテーマの分かりやすさや内容の独創性、発表時の声の大きさや表情を審査した。

 発表者は、佐賀で初めて買い物をした際、従業員に遠慮してしまったため塩と砂糖を買い間違えた苦いエピソードや、来日まで地震を経験したことがなかった留学生が、4月の熊本地震で初めて揺れを体験した怖さや教訓を抑揚を付けてスピーチした。

 1位には自国と日本の女性を取り巻く環境の違いについて発表したネパール出身のブン・ディバさん(31)が選ばれた。藤野校長は「学ぶ目的がはっきりしていると感じられる内容で、説得力があった」と高く評価した。ブン・ディバさんは「アルバイトとの両立で練習時間は短くなったけど、本番はうまくいった。日本で教養を身につけて、将来はネパールのために仕事をしたい」と話した。

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