認知症の予防について話す山元章生理事長=伊万里市の栄町公民館

 認知症の予防と介護を学ぶ市民公開講座が9月30日、伊万里市の栄町公民館であった。地域住民ら約80人が参加し、予防医学と介護の実践の両面から講話を聞いた。

 社会医療法人「謙仁会」の山元章生理事長は認知症ケアの現場が、病院や施設から住み慣れた地域へと変わってきたことを説明。認知症予防として、生活習慣病や食生活の改善、運動を重要な要素に挙げた。

 「認知症の人と家族の会」県支部の森久美子代表は、認知症の母の介護に携わり、何度も問題を乗り切った体験を紹介し、「その人に合ったうまい対応を考えて」と呼び掛けた。

 公開講座は、高齢者同士の支え合いで、安心して暮らせるまちづくりを実践する「NPO栄町地域づくり会」が主催。井手薫会長は「家族だけで抱え込まず、地域で支える仕組みをつくりたい」と話した。

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