旧「ゆうらく」再生に向け工事の安全祈願を受ける市や建設会社の関係者=多久市北多久町

 公設民営で再生が決まった温泉保養宿泊施設・旧「ゆうらく」(多久市北多久町)の改修工事が3日、本格的に始まった。総額約15億7千万円をかけて整備し、2017年12月のオープンを目指す。

 温浴施設や宿泊施設、物産館のほか、200人規模のレストランを備える。ただ、地上5階、地下1階の本館は一部フロアの利活用計画を策定中。

 安全祈願祭には工事関係者ら約50人が集まり、横尾俊彦市長は「施設の再生は地域の悲願。市の経済力向上につながり、将来的には定住や交流人口の増加につなげていきたい」と再建への意気込みを述べた。

 指名競争入札の結果、施設本体の改修(6億3828万円)は中島工務店(小城市)とモロドミ建設(多久市)の共同企業体(JV)、電気設備関係(9億3528万円)は佐電工(佐賀市)など3社で構成するJVが請け負う。

 市は、施設運営を受託した「長崎環境美化」の意向を聞きながら工事を進める。担当課は「本館のフロア改修については運営事業者と連絡を密に取りながら慎重に進めていきたい」と話している。

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