当時のイメージ映像が映るゴーグルで三重津海軍所跡を見渡す県議会の議連メンバー=9月30日、佐賀市川副町

 佐賀市の世界文化遺産・三重津海軍所跡の利活用推進を図る佐賀県議会の超党派の議員連盟が9月30日、現地と隣接する佐野常民記念館を視察した。

 議連は2014年6月に世界遺産登録推進を目的に発足。全36議員が参加、昨年7月の登録を受け利活用推進に趣旨を変えている。

 佐野常民記念館では、県世界遺産推進室の福地弘寿室長が登録後の状況や課題を説明した。昨年度は前年比5倍増の18万1200人が来訪したが、本年度は熊本地震の影響で昨年度の7割程度で推移している。今後の課題として継続的な来訪者の確保などを挙げた。

 議員からは「他県の『明治日本の産業革命遺産』の遺産と連携を強め、三重津海軍所跡の位置付けを明確化するなり、近現代で果たした役割を知らせなければ来訪者の印象に残らない」などの意見が出された。

 議連会長の木原奉文議員(佐賀市)は「議員サイドからも提言して、利活用や活性化でより良い方向にもっていきたい」と話した。

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