決勝・佐賀北―佐賀商 佐賀北7回表1死一、三塁、8番高垣勇希がスクイズを決め、8―5とリードを広げる=みどりの森県営球場

■監督「大きい1点」

 佐賀北が、選手15人を起用する“総力戦”で4年ぶりに頂点をつかんだ。百崎敏克監督は「あきらめずに粘っこく戦ってくれた」と選手たちの健闘をたたえた。

 守っては、4投手の継投で佐賀商の反撃を抑えた。特に3点差に迫られた五回1死一、三塁のピンチで「お前に任せた」と託された3番手高垣勇希は、最初の打者にスクイズを許したものの、「逆にリセットできた」とその後は八回まで1失点。相手に傾き掛けた流れを食い止めた。

 打線は、単打やスクイズなど徹底したつなぐ打撃で点を重ねた。終盤の七回、相手を突き放す8点目を挙げたのも、高垣が決めたこの日チーム三つ目のスクイズだった。「あの1点が大きかった」と百崎監督をうなずかせた。

 つなぐ打線に、エース中島拓朗に続く投手陣という好材料も得て九州大会に臨む佐賀北。高垣は「マウンドに上がったらエースのつもりで腕を振る」と県勢9年ぶりの選抜大会を懸けた戦いに気合十分だ。

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