現地採用の社員(右)と打ち合わせをする稲次正樹社長(左から2人目)=佐賀市駅南本町のファベルカンパニー佐賀支社

 ウェブ上の検索ワードを分析し、企業広告のコンサルティングなどを手掛けるIT企業「ファベルカンパニー」(東京都、稲次正樹社長)が、佐賀市駅南本町の佐賀中央第一生命ビル7階に佐賀支社を開設した。今後5年間で事務、技術職約30人を地元採用し、ネット通販会社の多い九州で顧客獲得を目指す。

 ウェブ上に書き込まれたキーワードを基に、顧客ニーズを可視化するサービスを中核とする。システムは人工知能研究の大学教授らと共同開発。膨大な情報を自動で収集、分析し、偏差値などのエクセル情報をフィードバックする。

 売上高は公表していないが、サービスの導入実績は「ぐるなび」などの検索サイト運営会社を中心に数百社に上るという。国内に支社を置くのは初めてで、当面は支社長と地元採用の2人がウェブサイト制作や営業に当たる。

 同社は2005年設立、資本金1億円。九州にはターゲットとする通販会社が多く立地しており、各県へのアクセスの良さを理由に佐賀への進出を決めた。首都圏では技術者の確保が難しく、県や市が人材育成に力を入れている点も重視した。稲次社長は「社員がアグレッシブに働ける環境をつくり、佐賀発の技術も開発したい」と話している。電話0952(41)1511。

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