早乙女姿で稲刈りをした巫女たち=鹿島市古枝

 鹿島市古枝の祐徳稲荷神社(鍋島朝倫宮司)で9月30日、創建当初から300年以上続く伝統行事「抜穂(ぬきほ)祭」があった。早乙女姿の巫女(みこ)たちが、神社近くの斎田に並んで稲を刈り、秋の実りに感謝した。

 まずは本殿で、巫女による「豊年の舞」が奉納された。この後、斎田に移動した巫女11人のうち8人が鎌を手にし、残り3人が奏でる笛や笏(しゃく)拍子の音に合わせて刈り進めた。

 今年の収量は平年並みの100キロ。12月8日の新嘗(にいなめ)祭では、一部を甘酒にして振る舞う。稲刈りに励んだ巫女の白濱美風さん(20)=鹿島市=は「田植えから関わった甘酒を皆さんに振る舞えることがうれしい。ぜひ飲みに来てください」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加