講談社は3日、アマゾンジャパンが提供する電子書籍読み放題サービス「キンドル アンリミテッド」で読める講談社の千を超す作品全てを一方的にアマゾン側が削除したとして、抗議する声明を発表した。光文社も同日、全550作品を削除されたことを明らかにした。

 アマゾンジャパンは8月3日、月額980円で小説や漫画、雑誌など約12万冊と洋書120万冊を取りそろえた「キンドル アンリミテッド」を開始した。

 出版関係者によると、8月中旬には、人気が集中した漫画や写真集がラインアップから外れ始めた。作品を幅広く集めようとしたアマゾンは一部出版社に対し、年内に限って規定の利用料に上乗せした料金を支払うと契約していたが「想定以上の人気で、予算が不足したために外した」と説明した。

 講談社も17、18点を削除されたため、原状回復を求めて抗議を続けていたところ、9月末になって読み放題に提供した千を超す作品全てが削除されたという。【共同】

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