民進、共産両党は3日、11日告示の衆院東京10区、福岡6区のダブル補欠選挙で両党候補が競合している問題を巡り、一本化に向けて週内に結論を出す方向で調整に入った。共産党が候補を取り下げるとみられる。民進党の野田佳彦幹事長は記者会見で「今週中に結論を出すよう努力したい」と強調。共産党の小池晃書記局長も会見で「最終的な協議の段階だ」と述べた。

 野田氏は過去の衆院補選に触れて「投票率が高くならない傾向の中で、局地的に組織力を展開する選挙だ。旧民主党のころから厳しい戦績だった」として、野党共闘の実現が望ましいとの考えを示した。小池氏は「アベノミクスによる格差是正や、安倍政権下での憲法改悪反対という(共通の)旗もしっかり立っている」と語った。

 一方、安倍晋三首相は自民党役員会で、東京10区について「全力を挙げて戦いたい」と決意を示した。福岡6区は自民系の分裂選挙の情勢で、いずれかが当選した場合に追加公認する方針だ。【共同】

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