日銀福岡支店が3日発表した九州・沖縄の9月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は全産業でプラス11と、6月の前回調査から6ポイント上昇した。熊本地震で停滞していた生産活動や旅行需要の回復が主因で、上昇は2015年12月調査以来3期ぶり。

 秋山修支店長は「地震前の水準には届かないが、製造業、非製造業とも急ピッチで回復している。公共工事の前倒しなどが要因となっている」と分析した。

 製造業は3ポイント改善のプラス3だった。地震後の復興需要で金属製品が16ポイント改善しマイナス8、木材・木製品が12ポイント改善し、プラス12になった。

 非製造業は9ポイント上昇のプラス16。地震の影響で落ち込んでいた「宿泊・飲食サービス」が45ポイント上昇のプラス21と大幅に改善した。【共同】

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