住宅と健康の関係について意見を出し合うパネリストたち=佐賀市の佐賀大学鍋島キャンパス

 健康のための住まいづくりを考える「健康・省エネシンポジウムin佐賀」が1日、佐賀市の佐賀大学鍋島キャンパスであった。約130人が、改築工事の事例報告や専門家の討議を通して住宅の断熱化による健康面のメリットを学んだ。

 事例報告では、住宅の改築に合わせて壁や床などを断熱した際の、工事前後の変化を紹介した。断熱化した後は冬場の室内温度が上昇し、健康調査で住人の血圧が下がった結果も得られた。

 専門家からは「急激な温度変化で体に負担が生じるヒートショックを緩和できる」「海外の気温が低い地域では、健康面への配慮から常に高い室温を維持している」などの指摘もあった。

 断熱やバリアフリー工事時の国の費用補助についても紹介があり、「住宅の性能を生かすためにも、冷暖房を活用するなど住む人の健康に対する意識も高めていくことが大切」という意見も上がった。シンポジウムは健康・省エネ住宅を推進する国民会議が開いた。

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