杵島郡白石町の佐賀農業高(谷川靖信校長、357人)は5日、町内のイベントで2日に販売したシフォンケーキにカビが付着していたとして、製造日が同じ焼き菓子113個を自主回収し返金すると発表した。カビ付着の原因は特定されていないが、教員がシフォンケーキの消費期限を1日誤って表示するミスが分かった。今のところ健康被害の報告はないという。

 回収対象は、第39回JAさが白石地区農業まつりで販売した全てのシフォンケーキ、マフィン、パウンドケーキ。

 同校によると、シフォンケーキを購入した女性から3日、「カビが付着しているのではないか」と連絡があった。回収し県内の検査機関で調べ、5日、カビと特定された。

 いずれも9月29日、同校の食品製造室で2年生20人が実習で製造した。通常の方法で製造、保管したが、製造日を含む4日と内規で定めたシフォンケーキの消費期限を、男性職員が誤認し、1日多く表示していた。職員は消費期限を「これまでずっと勘違いしていた」と話しているという。

 同校は「食品を製造し、かつ生徒も食品関係に就職させる立場で、安全性に厳しくなければならず、あってはならないこと」と陳謝した。今後、衛生管理に努め、消費期限を複数で確認する再発防止策に取り組むとしている。

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