セーリング少年女子レーザーラジアル級で、風を読みながら巧みにヨットを操る荒木陽菜=岩手県のリアスハーバー宮古(4日、第5レース)

セーリング成年女子セーリングスピリッツ級で3位入賞した重由美子(左)・宮﨑歩美ペア=岩手県のリアスハーバー宮古

◆経験糧に次見据え

 セーリングは2種目で3位に入賞した。

 少年女子レーザーラジアル級の荒木陽菜(唐津東高)はトップと2点差。それだけに第6レースが中止になり、「優勝まで巻き返せる点数差だった。スタートに立ちたかった」と悔しがった。

 9月24日に現地入りし、本番と同じ環境で練習するなど準備を整えてきた。第1、2レースを2位、1位と好調に滑りだし、全レースで安定した走りを見せた。

 来年からは大学生。県内の成年女子の壁が厚いだけに「まずは県内の誰よりもうまくなり、またこの舞台で上位に食い込みたい」と今回の経験を糧にレベルアップすることを誓った。

 成年女子セーリングスピリッツ級の重由美子・宮崎歩美(県ヨットハーバー・九州電力)組はベテランの力を発揮。宮崎は「ミスがなければ順位を1つ上げられたが、3位はうれしい」と喜んだ。

 風が弱い宮古沖は、風が強い唐津育ちの県勢にとっては難しいコース。それでも第1レースの11位から第2レース5位、第3レース1位と着実に順位を上げた。ペアを組んで7回目の国体となる重と宮崎。一緒に練習する時間はほとんどないが、互いを信頼して着実にレースを進めた。

 若手が力をつけてきた唐津。選手を育てる立場でもある重は「自分が試合に出てどんどん新しい経験を伝えたい」。宮崎も「若手と練習を積んで次回は1位を」。これからも県を率いて戦う。

=成績=

 ▽成年女子セーリングスピリッツ級最終成績(3)佐賀(重、宮崎)19点

 (第6レース中止のため、4日の第5レースまでの成績で順位決定)

 ▽同レーザーラジアル級最終成績(9)多田緑(同大)35点

 (第6レース中止のため、4日の第5レースまでの成績で順位決定)

 ▽少年女子420級最終成績(12)佐賀(中山、鶴田)46点

 (第6レース中止のため、4日の第5レースまでの成績で順位決定)

 ▽同レーザーラジアル級最終成績(3)荒木陽菜(唐津東高)11点

 (第6レース中止のため、4日の第5レースまでの成績で順位決定)

=2016 希望郷いわて国体 第5日=

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