佐賀県教育委員会は5日、県内の団体が届け出ていた国と県が指定する文化財の所有者変更手続きで、書き換えた指定書の送付が約3年半遅れたと発表した。当時担当した文化財課職員がキャビネットに保管したまま失念したのが原因で、再発防止策を徹底するとしている。

 県文化財課によると、送付が遅れたのは鍋島報效会が所有する県指定文化財13件、国宝・重要文化財4件、国登録有形文化財1件の計18件になる。報效会が2013年4月、財団法人から公益財団法人に移行したのに伴い、所有者名の変更を届け出ていた。

 今年9月、県外の美術館に県指定文化財を貸し出す手続きをする際、指定書を送付していないことに気づいた。送付遅れによる失効などはない。文化財課は報效会に経緯を説明して謝罪し、指定書を送付した。

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