「推奨ルール」案にある和風の囲いを設けたエアコンの室外機。町並みに調和するように自主的に設置している=唐津市大石町

「推奨ルール」案にある道路境界の生け垣。ルールづくりの地域の話し合いで話題になり、6月に市職員駐車場に市職員互助会が設置した=唐津市南城内

「必ず守るルール」案にある焦げ茶色の自動販売機。9月に市民会館に設置された=唐津市西城内

 唐津市が提示した景観のルール案をQ&Aで見てみよう。

 Q 対象はどこ?

 A 東城内、西城内、北城内、南城内と大名小路の「城内地区」と、唐津くんちの曳山巡行路沿線とその周辺地区からなる「曳山通り」の2地区が対象になる。

 Q どんなルール案?

 A それぞれの地区に「必ず守るルール」と「推奨ルール」がある。今後、建て替えたり、増築したりするときに守ってもらう仕組みで、今ある建物がすぐに合わせる必要はない。

 Q 「必ず守るルール」とは?

 A 守りやすいよう屋根と外壁の色に絞っている。簡単に言うと、城内地区の屋根と外壁は「落ち着いた色」、曳山通りは伝統的な町家に合わせて屋根は「黒~濃いグレー」、外壁は「白、灰、茶色を基本」としている。太陽光パネルも屋根に合わせるようにする考えだ。

 Q 自動販売機や電柱はどうなる?

 A これも「必ず守るルール」で定めている。城内地区と曳山巡行路沿線の自販機は焦げ茶色。電柱や街路灯柱なども唐津城への眺望を邪魔しないように設置し、焦げ茶色を基本にしている。

 Q ルールを破ると?

 A 建設前に市の審査があり、不適合となれば助言・指導がある。それでも守られなければ、景観法で罰金などが科されることもある。

 Q 「推奨ルール」はどんなもの?

 A 景観をつくり育てるためのお勧めの基準。一例を挙げれば、町並みの連続性を持たせるために道路との境界に門、塀、生け垣を設置したり、曳山通りでは建物や車庫の軒を1階部分に設けたりする。「推奨ルール」に適合する場合の助成も検討している。

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