山形県は5日、県内全ての国公立小中学校を対象に、教科の垣根を越えて身近な社会問題などに関する文章を読んで問題に回答させることで、総合的な思考力を測る独自の学力テストを始めた。県教育庁によると、科目を限定しない形式での全県的な実施は全国初。

 独自テストは子どもの主体的な学びを促す「探求型学習」の一環。11日までに順次、小学5年と中学2年の児童・生徒約1万9300人が受ける。山形市立第四中学校では、約280人の生徒が真剣な表情で設問に目を通した。

 今年4月の全国学力テストで、山形県の小学校は、応用力を試す算数Bと国語Bの平均正答率が全国平均を下回った。県は独自テストの結果を分析し、授業の改善に生かす考えで、来年1月にも全県の平均正答率を公表する予定だ。【共同】

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