デマンド型交通の採用を決めた上峰町地域公共交通活性化協議会=上峰町役場

 三養基郡上峰町地域公共交通活性化協議会(会長・武広勇平町長、19人)は26日、見直しを進めている町の通学福祉バス運行計画について、乗客の要望に応じて自宅から目標施設まで運送するデマンド型交通の導入を決めた。来年10月からの運用を目指し、利便性を高めて外出支援につなげる。

 町は2000年から大型バス2台で、町役場を起点に町北部と南部の2路線を1日7便ずつ運行している。狭い路地に入れず、乗車から目的地までの所要時間が長いなどの課題があり、利用の大半が子どもの登下校だった。

 計画案では、通学用の運行台数を増やした上で、町役場や大型商業施設など町中心部を巡回する新たなルートを設ける。中心部から離れたエリアからの往来を、タクシー2台を用いたデマンド交通でカバーする。委員からは「障害のある人が他の乗客の目を気にせず利用できる」などの意見が上がり、賛成多数だった。

 運賃や運行ルート、デマンド型交通の利用方法は今後詳細を詰める。武広町長は「住民がより使いやすい公共交通が求められており、それに応えていきたい」と語った。

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