「知恵手当」が従業員のやる気につながっていることを説明するタニサケの松岡浩会長=佐賀市の佐賀商工ビル

■「知恵手当」に社員やる気

 11年連続で「日本一の知恵工場」に選ばれた殺虫剤メーカー・タニサケ(岐阜県)の松岡浩会長を招いた講演会が3日、佐賀市で開かれた。松岡会長は、従業員に支給している「知恵手当」が会社全体のやる気につながっていることを説明した。

 松岡会長によると、同社では、従業員が生産ラインなどの改善案を一つ提案するごとに知恵手当を支給。年間の提案数は大手自動車メーカーの約7倍に及ぶという。どんなに小さな提案でも受け入れ、不採用の場合は理由をきちんと伝え、従業員の意欲が保たれるように工夫している。

 松岡会長は「改善提案は“人を喜ばせたい”という心と根底でつながっている。従業員のサービス精神の向上にも役に立っている」と強調した。

 講演会は企業経営者らでつくる日本道経会佐賀支部が主催し、約100人が参加した。

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