古布を使った絵の展覧会を開いている画家のうえしんちえ子さん=唐津市米屋町のギャラリーRAKU

 昔の着物など「古布」を使った絵の展覧会が、唐津市米屋町のギャラリーRAKUで開かれている。布の柄や色合いからイメージを膨らませてマット紙に貼り付け、赤や黒のペンで線を書き足して温かみのある作品に仕上げている。9日まで。

 鹿児島県出身で、埼玉県飯能市在住の画家・うえしんちえ子さん(68)が約55点を展示している。うえしんさんの作品は長年、油絵や木版画が中心だったが、「昔の人たちとコラボしているよう」と、約3年前から古布を生かした創作にも取り組んでいる。

 友人が唐津に移り住んだことが縁で、県内で初めて展覧会を開催。バルーンや唐津くんちの鯛(たい)曳山をイメージした作品も並べた。うえしんさんは「今は簡単に何でも手に入る時代。昔の人が大事に染めたり、残したりしたものに思いをはせてもらえれば」と話す。

 問い合わせはギャラリーRAKU、電話0955(74)2610。

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