医療通訳サポーター養成講座の初回講師を務めた中萩M.S.エルザさん=佐賀市の県国際交流プラザ

■サポーター養成講座

 日本語が通じない人が医療機関で受診する際に通訳する医療通訳サポーター養成講座が6日、佐賀市の県国際交流プラザで始まった。参加者は日本在住の外国人が抱える医療問題や医療通訳サポーターの心構えについて学んだ。

 初回講座は、約30年前に来日し、関西を中心に医師や大学講師を務める中萩M・S・エルザさん=ブラジル=を招き「外国人から見た医療通訳」をテーマに学んだ。外国人は在留資格により保険加入の制約や言葉の壁の問題があるという。一方で、中萩さんは「医療通訳サポーターは弱い立場にある」と指摘し、医療行為や使用薬で問題が起きた際、責任を負わされたり不利益を被らないよう、手段を考える必要性を話した。

 講座は12月まで全10回開く。県内には4500人の外国人が在住し、医療通訳サポーターは約20人が登録している。サポーターが関わった件数は昨年度171件で、本年度は9月までに100件を超えているという。

このエントリーをはてなブックマークに追加