秋晴れの下、県産主力米「夢しずく」の刈り取りが進んでいる=杵島郡白石町築切

 佐賀県産米の主力銘柄「ヒノヒカリ」などの収穫が最盛期を迎えている。今年は梅雨明け後に晴天に恵まれ、収量、品質とも上向きだが、害虫トビイロウンカの発生が一部に見られ、不安も残る。秋晴れの空の下、黄金色に波打つ稲穂の上をコンバインが滑るように走っている。

 県農産課によると、本年度の主食用水稲の作付面積は2万4600ヘクタール。うるち米銘柄別で最多の作付けを誇る「夢しずく」(暫定値5380ヘクタール)の収穫が9月中旬、中山間地から始まり、現在は「ヒノヒカリ」(同5270ヘクタール)に移行している。今後は、今月中旬から「さがびより」(同5090ヘクタール)、下旬にはもち米品種の「ヒヨクモチ」(5500ヘクタール)と続くという。

 収穫直前の稲を荒らすトビイロウンカ対策で薬剤を散布していた杵島郡白石町の生産者は「今年は飛来数が少ないと聞いていたが、ここにきてぐっと増えた。気を抜かず手入れをして、いい米を届けたい」と話していた。

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