世論調査結果の感想を語る山口祥義知事

 県民世論調査の結果について、山口祥義知事に感想を聞いた。

 -知事を「評価する」は70.1%で、前回の64.5%からアップした。

 私なりに実直に、県民のために日々ベストを尽くしてきた結果だと受け止めている。賛否の分かれる国政課題を多く抱える中で、7割が「良かっちゃなか」と言ってくれたのは、勇気が出る、また頑張ろうと思える数字だ。

 -現場主義を掲げる中で行動力や親しみが評価する理由に挙がっている。

 他県では県民が知事に会うことがほとんどないと聞く。まだ全然足りないけれど、佐賀県は面積や人口の面でも、割と現場に行くと皮膚感覚で現場感が分かるのでその特性を大いに生かしたい。耳をふさぐのではなく、耳を傾け、目を開けることを続けていきたい。

 -「行動力」や「親しみやすさ」に比べ、「決断力とリーダーシップ」の評価が高くない。

 政策決定については県民の意見を聞き、プロセスを大切にすると言ってきた。どんな問題でも賛成と反対がある。築地市場移転もそうだが、最初から透明性を持って進めた方が納得してもらえる。私に直接、「決断力を」と指摘される方もあるが、決断しないのではなく、大切なのは決断までのプロセス。そこは政治手法の問題で頑固なくらいにこだわりたい。その中で明らかになることも多い。

 -「佐賀の好き嫌い」の問いで「好き」が減ってしまった。

 本当にショック。結果に動揺した。佐賀を盛り上げるには自分の県の素晴らしさを知り、誇りを持つことがベースだと言ってきた。就任から1年9カ月、山口県政の柱に据えてやってきたが、県民に思いが伝わっていない。県政の至らなさを痛感した。2年後の「明治維新150年」に向けた郷土学習の在り方をどうするか。まだ道半ばで赤点。奮い立った。

【県民世論調査 2016】

山口県政「評価」70.1% 県民世論調査

【解説】山口県政 課題山積、真価これから

知事の評価 「山口流」期待続く

力を入れてほしい分野 「医療・福祉」今回も最多

佐賀県を「好き」8.1ポイント減

今後の暮らしぶり 改善も悪化も増

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