鹿島市民球場にベンチやトンボを贈った塩田工業高建築科3年生(前列)=鹿島市の蟻尾山公園

 嬉野市の塩田工業高建築科3年生の5人が21日、蟻尾山公園(鹿島市)の鹿島市民球場にベンチやグラウンドの整備道具を寄贈した。同校の実習の一環で、地域貢献を通して3年間の学びの成果を披露した。

 贈ったのは、グラウンドの整備に使うトンボ12本と、長さ1メートル50センチのベンチ3脚。ベンチは座面をアーチ状にして座りやすくするなど、利用者の目線で技術を振るった。また、同球場前のベンチ(約10メートル)の古くなった座面も、木材で修繕した。

 「課題研究」の実習で、全員元野球部で仲のいい5人が地域貢献班として取り組んだ。幼い頃から大会などで使っていた球場に恩返しをしようと、寄贈する物も自分たちで考えたという。

 この日現地であった贈呈式では、5人を代表して村山亜聡さん(18)が、同公園を管理運営する鹿島市体育協会の森田実事務局長へ目録を手渡した。村山さんは「地域の役に立てたという実感がある。ぜひ使って喜んでもらえれば」と話した。

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