経団連、日本商工会議所、経済同友会の経済3団体トップは、2016年を振り返る漢字としてそれぞれ「変」「驚」「戻」を選んだ。米大統領選挙でのトランプ氏勝利や英国の欧州連合(EU)離脱問題など海外で保守的な動きが強まっていることを懸念。予測が難しい世の中を象徴するような一字を挙げた。

 経団連の榊原定征会長は「変」にした理由について「予想できない変革が立て続けに起きた。世界は大きな変化をしつつある」と強調した。国内では「働き方改革などポジティブな意味で変革が進んだ」と語った。日本商工会議所の三村明夫会頭は「驚愕(きょうがく)の『驚』。サプライズがたくさんあった」と回顧。米英の想定外の動きに驚いた1年だったと総括した。

 経済同友会の小林喜光代表幹事が選んだ「戻」。世界での保守的な動きに「チェンジではなくてリターンで大丈夫なのか」と危機感を示した。17年は「どういうかじ取りをするべきか、相当思い悩む年になる」と見通した。【共同】

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