初優勝を飾った大志クレインズ=唐津市の唐津球場

決勝・平原少年-大志クレインズ 完封し、初優勝に貢献した大志クレインズの宮原結仁投手=唐津市の唐津球場

 第13回佐賀新聞社旗争奪唐松地区少年軟式野球大会(佐賀新聞唐松地区販売店会・唐津地区少年軟式野球連盟共催)最終日は10日、唐津市の唐津球場で決勝を行い、大志クレインズが平原少年を5-0で制し、初の頂点に立った。最優秀選手賞には、エースとして優勝に貢献した大志クレインズの宮原結仁投手が輝いた。

■投打かみ合い平原下す

 投打がかみ合った大志クレインズが快勝した。

 一回、左前打で出塁した2番大島が盗塁と捕逸で三塁に進み、3番宮原の内野安打で先制。さらにボークを出すなど相手投手の乱れに乗じて1点を加えた。四回にも1番桑原の中前適時打などで1点追加。五回には4番金子の右越え三塁打を足掛かりに二つの四球などを絡めて2点を挙げ、試合を決定付けた。投げては主戦宮原が丁寧な投球で相手打線を完封した。

 平原少年は一回と六回に得点圏に走者を進めたが、後が続かなかった。

■6年生「集大成を」 MVPに宮原投手

 「これまでの集大成を見せて優勝旗を取ろう」と、先発メンバーに6年生9人全員をそろえて決勝に臨んだ大志クレインズ。エースの好投とそつのない攻撃で初の栄冠を手にした。今年から指揮を執る前田誠治監督は「このチーム結成当初は苦しんだけど、選手たちは成長してくれました」と手放しで喜んだ。

 前田監督が「途中で代えたことが一度もない」と絶大な信頼を置くエース宮原結仁投手は「一球一球を大事に」全力投球した。ボールを低めに集める丁寧な投球で相手に付け入る隙を与えなかった。

 打線も、早いカウントから果敢に次塁を狙い、相手守備を翻弄(ほんろう)した。スタートの切り方を強化した盗塁の数は13。「判断は選手に任せている」と選手自らが考える野球を実現した。

 6年生は残り1大会で退き、下級生にチームを引き継ぐ。それだけに桑原悠獅主将は「このメンバーで優勝の瞬間を味わえたことがうれしい」と笑顔。新たな歴史を刻む立役者となった宮原投手は「最後まで諦めない野球を続けてほしい」とベンチで見守った後輩に期待を託した。

■優秀選手賞

 大島昇陽(大志クレインズ)脇山海人(平原少年)西村光翔(厳木少年)熊本康(西唐津ブルーウェーブ)森倫太郎(鏡ミラーズ)松本陵雅(鎮西少年)佐々木七哉(佐志シャーク)笹山幸聖(外町ビクトリー)野口陽平(長松ホークスジュニア)小才竣平(長松ホークス)松本優人(切木少年)梅崎光星(相知レインボー)小辻千和(久里ファイターズ)鴨川恭弥(浜友少年)新家和(呼子シールス)大塚心平(七山少年)井上虎胡(鬼塚少年)木場涼介(玄海少年)岩本和(成和ライオンズ)浪口風音(湊マリーンズ)松尾樹(北波多少年)(敬称略)

 ▽決勝

平原少年      000000─0

大志クレインズ   20012×─5

(六回時間切れ)

(平)脇山海、岡部圭-吉原

(大)宮原-市丸雄

▽三塁打 金子(大)

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