女子決勝トーナメント1回戦・佐賀-兵庫 第3セット、佐賀の古川七海が速攻を決めて1-0とする=大阪市のエディオンアリーナ大阪

男子決勝トーナメント1回戦・佐賀-福島 第1セット、佐賀の佐藤瑞己(右)が相手のスパイクをブロックで返し4-2とする=大阪市中央体育館

 JOCジュニアオリンピックカップ第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会第3日は27日、大阪市中央体育館などであり、佐賀県選抜の男子は決勝トーナメント1回戦で福島に1-2で敗れた。女子も兵庫に1-2で惜敗、県勢のベスト16入りはならなかった。

 最終日は28日、同体育館で男女の決勝までがある。

 =県勢の成績=

 【男子】決勝トーナメント1回戦

福  島 2 21-25 1 佐  賀

       25-21

       15-11

 【女子】決勝トーナメント1回戦

兵  庫 2 25-19 1 佐  賀

       21-25

       16-14

 ■要所でミス、逆転喫す 男子

 男子の佐賀県選抜は、瞬発力のある選手をそろえた福島と決勝トーナメント1回戦で対戦。第1セットを接戦で制し波に乗るかと思われたが、逆転負けを喫した。八島重綱監督は「初めは相手のミスに助けられたが、第2セットはこっちがミスし追い上げられなかった」と振り返った。

 出だしはサーブミスを連発する福島に対し、大島拓也(三日月)のサイド攻撃でリードを広げた。第1セット終盤、相手のサーブやスパイクがアウトになるなどツキにも恵まれた。

 しかし、第2セットは福島が徐々に攻撃を立て直してリードした。佐賀は佐藤瑞己(佐大附属)がブロックポイントで稼ぎ点差を詰めたが、スパイクがコートを外すなど勝負どころのミスが響いた。

 主将の中川原翔太(鍋島)は「これからはボールをつなぐ大切さをもっと意識したい」。今大会の反省点を高校バレーで生かすことを誓った。

 ■「あと1本」出ず惜敗 女子

 兵庫との決勝トーナメント1回戦最終セット。佐賀県選抜女子は14-11とマッチポイントを迎えながら、あと1本が出ず惜しくも敗れた。

 「きょうはホールディングがとられやすく、いつもよりトスが短くなった」と深川悌二監督。攻撃がリズムに乗れず、第1セットはしつこく球を拾う兵庫に苦戦した。第2セットも出足から押され気味で一時は4点リードされた。

 しかし、主将のレフト小柳杏奈(武雄北)は「絶対追いついてこのセットを取る」と強気で攻めた。ライト酒井陽(基山)、ミドルブロッカー古川七海(城西)も得点に絡んで勢いを取り戻し、最後まで兵庫を苦しめた。

 激戦を終えた選手たちは、笑顔で互いの健闘をたたえ合った。ラストプレーでスパイクがアウトとなった小柳は、涙を流しながらも「最後までみんなでボールをつなぎ、最高のチームワークができた」と悔いは見せなかった。

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