佐賀県有明水産振興センターは11日、有明海に生息する二枚貝「タイラギ」の調査を始めた。今月中に佐賀、福岡両県沖の55カ所を調べ、11月上旬に結果をまとめる。漁業者らでつくる県潜水器業者会が調査結果を基に、4季連続休止中のタイラギ漁を再開できるかどうか判断する。

 調査はタイラギの分布状況を把握するため、毎年実施している。1地点当たり100平方メートルを調査し、実際に潜水して生息状況を確認する。

 初日は、藤津郡太良町沖の10地点を調べた。成貝は生息していなかったが、今夏に生まれたとみられる8~9センチ程度の稚貝は3地点で計5個見つかった。

 同センターは「太良町沖は昨年も稚貝が確認できなかった地点で、現時点で漁の判断を決定付けるものではない。福岡県寄りの海域では稚貝が確認されている地点もあるため、さらに調査を進めたい」としている。

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