生ハムなどが振る舞われた完成パーティー。参加者たちがハムの味やスタッフとの会話を楽しんだ=太良町の道の駅太良

 佐賀県太良町の田嶋畜産(田嶋征光社長)が昨年から始めた生ハムのオーナー制度「生ハム塾」で、約1年かけて熟成させた生ハムの完成を祝うパーティーが同町の道の駅太良であった。同社に管理を任せていた参加者や家族ら約80人が県内外から訪れ、笑顔でハムを持ち帰った。

 塾で手掛けるのは、本場の欧州で生産される長期熟成の生ハム。パーティーに参加した第1期生は昨年10月から今年1月下旬にかけ、同社で原料となる約10キロの骨付き豚もも肉の血抜きや塩のすり込み作業をし、同社が設備内に肉をつるすなどして管理していた。

 会場では同社の豚ホルモンやウインナーが振る舞われ、スタッフが生ハムを来場者の目の前でスライスし、ハムの切り方や保存の仕方を教えた。佐賀市から参加した会社員副島良則さん(58)は「定年後はイタリア野菜を自分で栽培し、生ハムと一緒に食べてみたい」と話した。

 第2期生の仕込み体験は今月下旬から始まる。田嶋社長(47)は「1期生の中には2回目の参加を申し込んだ方も何組かいて、喜んでもらえてうれしい。太良町の観光につなげたい」と話す。

 参加費は原料や管理費、1年後の完成パーティー代込みで3万2400円。2期生は来年1月分に空きがある。問い合わせは同社、電話0954(67)0338。

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