車いすを磨き上げる佐賀女子短大の学生たち=佐賀市の佐賀整肢学園オークス

 佐賀女子短期大学(佐賀市)の介護専攻の学生が13日からタイへ向かい、中古の車いすを障害者に贈る。11日には、佐賀市内で持参する車いすを磨き上げるなど、現地へ向かう準備を整えた。

 2012年から、NPO法人「ヒーリングファミリー財団」(多久市)のプロジェクトに協力し、タイのチェンマイに中古の車いすを贈る活動を行っている。

 タイは障害者福祉が行き届いておらず、障害者を支える器具が不足しているという。今年は18日までの6日間、9人の学生と教員らが現地を訪れ、障害者らに車いすを手渡す。

 今回持参する車いす9台は佐賀市の福祉施設から寄付を受けた。11日には、車いす利用者にアドバイスを受けながら、それぞれが運ぶ予定の車いすを歯ブラシを使って磨き、丁寧に汚れを落とした。

 引率する前山由香里准教授(43)は「車いすがあれば学校や病院に行くことができるのに、行き渡らず、寝たきりのままの人も多い。実際に学生にそういった現状を見てほしい」と話した。

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