佐賀県教育委員会は11日、新たな生徒減少期に対応する県立高校の再編整備について、県内にある農業系5校の維持などを盛り込んだ第2次実施計画案を承認した。パブリックコメント(意見公募)を14日から1カ月間実施し、年内に策定する。

 計画案では、佐賀商に国際系学科の配置を検討するほか、専攻科設置に関して農業科で必要性を検討し、工業、商業、家庭の3科は見送る。2019年度の移転後に隣接する神埼と神埼清明は連携を協議する。昼間定時制の導入を見送り、佐賀北の通信制の施設は現地で建て替える。

 県内の生徒数は減少傾向で、17年度の募集定員では全日制36校のうち、3分の1以上の14校が1学年3学級以下になる。委員からは生徒減による教育の将来を危惧する声が上がり「適正な規模と小規模校の可能性の二つの方向性を探るべき」「今から始めても10年はかかる。大いに議論し、真剣に考える時期にきている」との意見が出た。

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