完成した日本ハードメタルの九州北方工場=武雄市北方町

 武雄市北方町の武雄北方インター工業団地に進出した日本ハードメタル(神奈川県愛川町)の九州北方工場の開所式が11日、現地であった。超硬合金を研削加工する工場で、従業員は新規採用の約20人を含め、約100人で操業している。

 約2万4千平方メートルの敷地に、鉄骨一部2階建て延べ床面積7千平方メートルの工場を建設した。外壁に高断熱素材を使い、工場内の定温化を図るなど、研削の精度安定や省エネに配慮した。用地取得費や設備費を含めた総事業費は約30億円。

 同社は既に武雄市橘町で九州工場を操業している。今後、九州工場は超硬合金製造、北方工場は研削加工に特化する。工場新設に伴い、合金と研削加工品の生産能力を段階的に高め、2020年には現状の1・5倍の生産量を目指す。

 開所式には関係者約100人が出席。小野克比古社長は「森や池に囲まれ、御船山が眺望できる場所に工場を建設することができた。高性能、高品位の工場として、親会社オーエスジーとグループの発展に貢献したい」と述べた。

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